この度の令和6年能登半島地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

日常生活自立支援事業

こんなことでお困りではありませんか?

・福祉サービスを使いたいけど、どうすればいいかわからない。
・物忘れが多く預金通帳や大切な書類をどこへしまったかわからなくなってしまう。
・計画的にお金を使いたいけど、いつも迷ってしまう。
・送られてきた書類をどうしたらいいかわからない。

福祉サービスの利用や日常的な金銭管理等に不安がある方々が、地域の中で安心して暮らせるよう、福祉サービスの利用に関する情報提供、助言、手続の援助、利用料の支払い等、福祉サービスの適切な利用のための一連の援助を行っています。

事業の内容は?

支援の対象と支援内容は?

支援の対象となる方は、

  • 島原市内にお住まいの方
  • 認知症高齢者、知的障がい者、精神障がい者などで福祉サービスの利用や金銭管理等を自分で判断することが困難な方
  • 本事業の契約内容について判断し得る能力を有していると認められる方

です。

また、支援の内容は、

  • 福祉サービス利用支援

・福祉サービスについての説明や助言

・福祉サービスの利用や終了手続き

・福祉サービスの利用料の支払い

・福祉サービスに関する苦情解決制度を利用する手続き

  • 日常的金銭管理サービス

・預金の払い戻しや預け入れ

・家賃、公共料金、医療費、税金、日用品などの支払い

・年金、手当などの受領手続き

  • 生活改善のための情報提供、助言、手続きの援助
  • 書類等預かりサービス

・預金通帳、銀行印、実印、契約書類、不動産権利証   

などです。

ただし、自宅の鍵、宝石、骨董品等は預かることはできません。

手続き

相談・受付        

島原市社会福祉協議会の専門員が相談に応じますので、サービスに関してお気軽にお問い合わせください。

相談・調査等       

担当職員(専門員)が訪問させていただき、生活状況やお困り事を伺います。

支援計画書の作成     

利用意思を確認し、日程や支援内容など今後のサービスについてご本人と一緒に確認し、契約書・支援計画を作成します。

契約           

契約内容・支援計画を確認していただき、理解していただけたら契約を交わします。

サービス開始       

契約書や支援計画に基づきサービスを提供します。

利用料

1回 1,200円 + 交通費

※生活保護を受給されている方は無料です。

よくあるご質問

日常生活自立支援事業を契約してて、認知機能が低下したらどうすれば良いの?
そうなったら、日常生活自立支援事業の契約は終了することになるね。
その後については、法定後見制度の活用を検討してもらうことになるんだ。
なるほどね。
ところで、日常生活自立支援事業と成年後見制度はどう違うの?
どちらも安心して地域で暮らせような支援制度だけど、日常生活自立支援事業の場合は、社会福祉協議会と本人さんとの契約で支援が開始されるので、家庭裁判所の関与がないのが大きな違いだね。